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2019年7月12日(金)

ながえ統一候補勝利と比例で共産党躍進を

愛媛で小池書記局長

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(写真)小池晃書記局長の訴えを聞く人たち=11日、松山市

 日本共産党の小池晃書記局長は11日、松山市で街頭演説し、参院選1人区で大接戦となっている愛媛選挙区で、ながえ孝子野党統一候補(無所属)の必勝と、比例での共産党躍進を訴えました。

 他市で遊説中の、ながえ候補に代わり、福田剛選対本部事務長(立憲民主党愛媛県連合幹事長)が、「選挙区はながえ。比例は共産党でええんかと聞かれたら、もちろんですと答えています。ともに比例躍進で頑張りましょう」と演説しました。

 小池氏は、緊迫するイラン情勢をめぐり、米国がホルムズ海峡に有志連合を派遣し、日本にも協力を打診すると報道されたことについて「憲法9条を持つ日本が、衝突の危険がある地域に自衛隊を派遣することは許されません」と述べました。米国の核合意からの一方的離脱が今回の緊張関係をつくったと指摘し、「日本は米国に核合意に戻れと求めるべきだ。イランも緊張を高める行動は自制すべきです」と述べ、イランと古くから友好関係を築いてきた日本が外交で役割を発揮するときだと訴えました。

 そして「その際、大きな力を発揮するのが二度と戦争はしないと誓った憲法9条です。9条を生かした外交でイラン情勢を平和的に解決する。何でも軍事力で解決しようという古い考え方はもうやめようとの声を一緒にあげていこう」と呼びかけ、9条を守り抜く願いを選挙区では、ながえ候補に、比例では共産党に託してほしいと訴えました。聴衆からは「よーし」と激励の声がかかりました。

 小池氏は、選挙戦の大争点の年金、消費税、憲法などで安倍政治に代わる党の具体的提案を語りました。その上で新しい政治をつくる希望は市民と野党の共闘発展にあると述べ、前日に福井県で開かれた共産党公認で野党統一候補として奮闘する山田かずお福井選挙区候補の演説会に立憲民主党の枝野幸男代表が応援に駆け付けたことを紹介。「お互いに力合わせ、本気で応援しあう関係が広がっている。これを成功させ、必ず自民党を少数に追い込もう」と呼びかけました。


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