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日本共産党

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2019年7月4日(木)

3分で紹介 共産党(22)

憲法を生かして平和外交を進める

 日本共産党は、当面、「天皇の制度」も含め、日本国憲法の全ての条項を厳格に守ることを、党の基本方針の「綱領」で決めています。

 安倍自民党は憲法9条への自衛隊明記をはじめ改憲を盛んに主張します。しかし、いま政治に求められるのは、憲法を変えることではなく、憲法を生かすことであり、憲法に反する政治を正すことです。

 朝鮮半島の非核化と平和体制確立へ向け対話の流れが進むなか、今こそこれを後押しするために、9条に基づく平和外交を進めるときです。9条改定は、平和の流れに逆行し、緊張を高める有害な行いです。

 共産党は、集団的自衛権行使を可能にした違憲の安保法制=戦争法の廃止を求め、市民と野党の共闘を積極的に進めています。

 自衛隊は、戦力不保持を定める9条2項に反する違憲の存在と考えます。ただ、いま急ぐべきは自衛隊を海外での武力行使に駆り出す安保法制の廃止です。そして、安保法制の根源であり、自衛隊を対米従属の軍隊とし、日本全土を米軍の基地に使えるとしている日米安保条約を廃棄することです。自衛隊の解消は、その先の将来の課題です。

 日本共産党は、9条に基づく平和の外交戦略として、北東アジアに対話による紛争解決のルールを広げる「北東アジア平和協力構想」を提唱しています。軍事同盟のないアジアをつくり、さらに相互信頼を深める中で、国民合意に基づき自衛隊を解消し、憲法9条を完全に実施する道が開かれます。


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