2019年6月23日(日)
生放送!とことん共産党
「基地からふるさと守る」テーマに語り合う
藤井氏 米軍基地いらぬ
仁比氏 参院選で審判を
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日本共産党のインターネット番組「生放送! とことん共産党」が21日に配信され、仁比聡平参院議員(比例予定候補)と総がかり行動萩実行委員会の藤井郁子共同代表が「基地からふるさとを守る」をテーマに語り合いました。司会は朝岡晶子さん。
山口県萩市は、秋田市とともに陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備が狙われている地。総がかり行動萩実行委は5月末、安倍晋三首相あての反対署名約1万人分を提出。隣接する阿武町では、有権者の過半数が反対する住民の会に参加し、花田憲彦町長が反対を貫いています。
藤井氏は、配備先「適地調査」に関する防衛省の住民説明会について「レーダーの影響、農業・畜産業への影響など全てが『ない』と断定調だった。ブースター(発射装置)は演習場内に落とすとも言うが、根拠は無かった」と憤りました。
仁比氏は、米軍岩国基地(山口県岩国市)の一大拠点化や、馬毛島(鹿児島県西之表市)への米軍基地建設、沖縄・辺野古新基地建設、高知、徳島両県での超低空飛行訓練など「西日本全域で、日米一体の“戦争する国づくり”の出撃拠点化が進んでいる」と強調。共産党の橋口美幸西之表市議、高知県香美町在住の西熊希民子氏とテレビ電話をつなぎ、馬毛島や超低空飛行訓練への現状を聞きました。
橋口氏は「違法伐採など問題山積だが、国はあらゆる手法を尽くしてくる。最後まで諦めずに反対しようと住民団体と確認している」と語り、西熊氏は「米軍機の突然の爆音に震え上がる日々だ。子どもを守るにも耳をふさぐくらいしかできない」と訴えました。
藤井氏は「“本土の沖縄化”に危機感をもってきたが、沖縄の苦渋を分かち合うのではなく、米軍基地はどこにもいらないという流れをつくりたい。子どもを守り、命と暮らしを守りたいという気持ちは共通だ」と、橋口、西熊両氏とエール交換。仁比氏は「参院選で安倍政治に審判を下し、憲法がいきる社会をつくるため、知恵を尽くして力を合わせよう」と力を込め、共産党比例7議席獲得と市民と野党の共闘の勝利を訴えました。