2019年6月21日(金)
宅地復旧補助上げて
吉岡市議 震災めぐり初質問
札幌市議会
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札幌市議会の第1回定例会が20日に開かれ、4月の市議選で全10区で議席を獲得した日本共産党から、清田区で初当選した吉岡弘子市議が代表質問に立ちました。災害復旧、教育や子育て支援について、秋元克広市長に質問しました。
昨年9月の北海道地震の際、液状化で道路が陥没し住宅が傾き、甚大な被害が出た清田区。吉岡市議は地震直後から被災地域を軒並み訪問し、市民の切実な声を聞き取り、市や道、国に繰り返し要望してきました。
「被災された多くのみなさんは、見通しを持てずに不安な気持ちで日々を暮らしている」と告発し、宅地復旧支援事業(最高限度額200万円)の補助の引き上げ、里塚霊園に隣接する地域の地盤改良を求めました。
吉岡亨副市長は「被災者の声に耳を傾け、しっかり支援を行っていく」と答えました。
補正予算で、来年度は小学3年、2年後に小学6年まで拡大する子ども医療費無償化問題について「中学卒業まで拡充してほしい」と市民から1万3000人の署名が寄せられていることを紹介した吉岡市議は「すでに道内でも7割で中学校卒業まで実施しており、決断すべきだ」と迫りました。
秋元市長は「さらなる年齢拡大については市民要望も多く、重要課題と認識している。まず小学6年までの拡大に取り組んでいく」と答弁しました。