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2019年6月15日(土)

「香港、頑張れ」と連帯

渋谷緊急行動 若者次つぎ

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(写真)香港の人たちに連帯の意思を示そうと、ハチ公前を埋め尽くした人たち=13日、東京都渋谷区

 香港で、「逃亡犯条例」改定をめぐって市民が自由と民主主義を守ろうと行動しているもとで、日本からも連帯の声をあげようと13日、東京都内で緊急行動が呼びかけられ、渋谷ハチ公前で2500人が「香港、頑張れ」「香港、加油(ガーヤオ=「頑張れ」の意)」と声をあげました。

 ハチ公前抗議は、千代田区にある香港経済貿易代表部前の行動に続いて取り組まれました。呼びかけたのは、SEALDs(シールズ)で活動していた人たちなど数人です。自主的にプラカードをつくるなど、多くの人が行動に賛同。「国会パブリックビューイング」の人たちは映像機材などを提供し、現場で香港現地の映像を流しました。

 抗議では、香港からの留学生や、中国や台湾出身の若者らが飛び入りで次つぎとスピーチしました。震える手でマイクを握り、日本語、英語、広東語などさまざまな言葉で「友だちや後輩がデモに参加している。心配だ」「香港警察は市民を守ってくれなかった。今でも信じられない」「ニュースを見て絶望したが、多くの人がここに集まっていることに希望を感じる」と訴えました。

 呼びかけたひとりの奥田愛基(あき)さんは、シールズで活動していた時に交流した人が香港で渦中にいるとのべ、「催涙弾を撃たれている若者は、渋谷を歩いている人と何も変わりません。僕はもう、ツイッターやフェイスブックで血を流している若者を見たくない。一緒に声をあげてください」と呼びかけました。


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