2019年6月11日(火)
朝鮮半島と日本に非核・平和を
日韓の連帯訴え
市民団体、都内でシンポ
「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を」をテーマに日韓の市民団体は8日、東京都内でシンポジウムを開き、300人が参加しました。主催は同市民連帯実行委員会です。
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主催者あいさつで、「総がかり行動実行委員会」共同代表で憲法共同センターの小田川義和代表は、「日韓の市民社会が、東北アジアの非核・平和構築に向けて、認識を一致させ、連帯していくことが重要だ」と述べ、共同していく決意を語りました。
韓国YМCA全国連盟事務総長のキム・ギョンミン氏と全国民主労働組合総連盟のオム・ミギョン副委員長が連帯あいさつ。憲法9条改憲の策動に朝鮮半島は脅威を感じていることを語りました。
7人のパネリストが発言。韓国進歩連帯のハン・チュンモク常任代表、朝鮮大学校のリ・ビョンフィ氏、参与連帯・平和軍縮センターのシン・ミジ専任幹事、市民平和フォーラム代表、ピースデポの湯浅一郎共同代表、日韓国交正常化連絡会の和田春樹さん、立命館大学の庵逧由香さんが、植民地支配と徴用工問題など過去の清算についてや、米朝会談の状況と周辺国の軍事態勢などの幅広いテーマで報告しました。