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2019年6月11日(火)

共産党演説会 党幹部が訴え

和歌山・市田副委員長

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(写真)市田氏の演説を聞く参加者=9日、和歌山市

 日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員を迎えた演説会が9日、和歌山市で開かれ、参院選での野党統一予定候補の勝利と日本共産党の躍進に向け、明るい展望を示した訴えに会場は熱気と笑顔にあふれました。

 参院選和歌山選挙区の野党統一予定候補、藤井幹雄氏から、候補者を降ろした共産党の「英断に敬意と感謝」を表明し「ご一緒に和歌山から政治を変えましょう」と呼びかけるメッセージが届き、紹介されました。

 山下よしき党副委員長・参院議員・比例予定候補がビデオで憲法9条を守るために参院選に勝利する決意を語り、立候補を辞退した前久・党県国政対策委員長が引き続きの奮闘を表明。社民党和歌山県連合選挙対策委員長の東山昭久氏と、市民連合わかやま共同代表の花田恵子氏が連帯のあいさつをしました。

 市田氏は、消費税、くらし、平和、人権などあらゆる分野での安倍政治の行き詰まりと破たんを指摘し、それぞれの問題に対する日本共産党の具体的な対案を示しました。参加者は、ユーモアたっぷりの話に大声で笑い、日本共産党がめざす「自由で個性が花開く未来社会」への展望が語れると、盛んな拍手を送りました。

徳島・笠井衆院議員

松本参院野党統一予定候補と

 日本共産党徳島県委員会は9日、徳島市で笠井亮衆院議員を迎えて演説会を開きました。笠井氏は参院選で「比例では仁比そうへい氏はじめ7人を国会に送り出し、選挙区の勝利で野党連合政権への第一歩を踏み出そう」と呼びかけました。

 市民団体の代表らと参院徳島・高知選挙区の松本けんじ野党統一予定候補、笠井氏らが壇上で手を結んでアピールすると、「頑張れ」の声援と大きな拍手に包まれました。

 笠井氏は党の「くらしに希望を」三つのプランを紹介。財源は大企業と富裕層に応分の負担を求めるとし、「99%の国民のための政治姿勢をとれば財源はできる。企業・団体献金を受け取らない共産党が伸びることが必要だ」と訴えました。

 松本予定候補は「本気で勝ちにいくために無所属での立候補を決断した。一緒にたたかおう」と呼びかけました。

 市民連合・徳島の山本純代表は「立憲野党の議席を増やすために頑張る」、オール徳島の横山良代表呼びかけ人は「市民と野党の共闘の力で安倍退治に全力を尽くす」と訴え。新社会党県本部の長谷川吉正委員長が連帯あいさつし、各野党の県連代表のメッセージが紹介されました。

 参加した市内の会社員の女性(63)は「長時間働かなくても暮らせる社会に変えたい。党の支持を大いに広げる」と語りました。

 演説会終了後3人が入党を決意しました。


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