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2019年6月8日(土)

原発ノー議員増やそう

官邸前抗議

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(写真)「原発ゼロを審議しろ」と声をあげる参加者=7日、国会正門前

 首都圏反原発連合(反原連)は7日、首相官邸前抗議を行いました。参加者は、国会に野党が提出している「原発ゼロ基本法案」を1年以上審議しない安倍政権を批判し、「原発ゼロを審議しろ」「地震の国に原発いらない」と声をあげました。

 雨が降るなか、「福島の切り捨て許さない」「再稼働反対」などが書かれたプラカードを手に集まった人たち。反原連のメンバーは「私たちの声を国会に届けよう」「参院選で脱原発の議員を増やそう」などとマイクで呼びかけ、コールをしました。

 さいたま市から参加した男性(35)は福島県出身。「福島第1原発事故を忘れないように、仕事終わりにときどき来ています」と話します。事故に学ばず、原発を再稼働しようとする安倍政権は許せないと話し、「与党は、国会で原発ゼロ基本法案を審議してほしい」。

 東京都葛飾区から参加した60代の女性は「次世代のためにも、危険な原発を絶対になくしたい。その思いで参加し続けています」。

 日本共産党から藤野保史衆院議員が参加し、原発ゼロ基本法案を審議するべきだとのべ、「夏の参院選でも、原発に頼らない社会をつくろうと訴えていきたい」と語りました。


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