2019年6月2日(日)
共産党演説会 幹部が訴え
広島・福山 田村副委員長
仁比・高見・大平氏と
日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は1日、広島県福山市の党演説会で、参院選での党の躍進と、市民と野党の共闘の勝利を訴えました。三原市の後援会がバスを仕立てて参加するなど会場は熱気に包まれました。
田村氏は、同日未明に出演したテレビの討論番組で、トランプ米大統領の来日と安倍晋三首相の「歓待」ぶりがテーマだったと紹介。米政権の未臨界核実験への抗議や、公正な貿易ルールの要求など「冷静な行動をとるべきだと大統領に諭すのが日本の役割ではないか」と指摘しました。
参院選で5野党・会派と市民連合の共通政策、共産党独自の政策を語り、一緒に新しい政治の道を切りひらこうとの訴えを広げようと呼びかけました。
比例7議席獲得の先頭に立つ仁比そうへい参院比例予定候補は「西日本17県の草の根の要求を受け止め、実現を迫っていくとりでの議席。3選を果たすために支援の輪を広げてください」と力を込めました。
高見あつみ参院広島選挙区予定候補は「被爆地・広島の声を国政に届けるために頑張る」と決意を述べました。
大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補が訴えました。
尾道市御調(みつぎ)町の女性(77)は「批判だけでなく希望を語る共産党に期待しています」と話しました。
愛媛・宇和島 宮本衆院議員
ながえ・白川氏と
愛媛県宇和島市で1日、日本共産党の宮本徹衆院議員を迎えた演説会が開かれました。宮本氏は、参院愛媛選挙区の野党統一予定候補、ながえ孝子氏の必勝と比例での仁比そうへい参院議員・比例予定候補ら7人以上の当選を訴えました。
会場は椅子が追加され、満席の熱気。宮本氏と、ながえ氏、白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補が手を取り合って勝利をめざして万歳すると、大きな拍手が寄せられました。
宮本氏は、市民連合との共通政策に消費税増税の中止や沖縄・辺野古の新基地建設の中止、原発ゼロなど画期的な内容が盛り込まれたとし、「力を合わせ、自公勢力を少数に追い込もう」と強調。党の「くらしに希望を―三つの提案」を紹介し、「くらしに安心が生まれ、若い世代が希望を持てる新しい日本をつくれる。希望を実現していく参院選で勝利を勝ち取ろう」と呼びかけました。
前回参院選で野党統一予定候補として僅差で敗れた、ながえ氏は「共産党のみなさんも応援し、街角に一緒に立ってくれたと思い出し、立ち上がった。みなさんと力を合わせ、愛媛から新しい風を起こしたい」と訴えました。
白川氏は「安倍政権に審判を下そう」と呼びかけました。