2019年6月1日(土)

教員増　みんなの願い

全教新役員　山下氏と懇談

（写真）山下議員（右から４人目）と懇談する全教の小畑委員長（その右）ら新役員＝31日、参院議員会館

　全日本教職員組合（全教）の小畑雅子委員長ら新役員は３１日、新任あいさつのため、参院議員会館で日本共産党の山下芳生国民運動委員会責任者・参院議員と懇談しました。

　小畑氏は、教職員の長時間過密労働の解決が重要課題となっており定数を増やすことが不可欠だと訴え。「教職員だけではなく、子どもや保護者の願いだ」と強調しました。大幅増員を求める署名運動などのキャンペーンを紹介し、参院選でも多くの政党・候補者に政策として掲げてもらいたいと求めました。

　山下氏は、小中学校の教員定数を９万人増やすことを柱とした共産党の政策を紹介。「立場を超えて共感が広がり、学校現場でも党派を超えた太い要求になっていると感じている」と応じ、「参院選で教職員の要求を前進させるため、力を入れていきたい」と述べました。

　また、山下氏が特別支援学校の教室不足を国会で追及したことが話題となり、「問題を明るみに出してもらい、全国の教職員や保護者を励ましてくれた。私たちもさらに運動を進めていきたい」との感想が出されました。

　全教から小畑氏のほか、有馬理江子、土方功、宮下直樹の各副委員長、檀原毅也書記長、波岡知朗書記次長が参加しました。