2019年5月31日(金)
待ちに待った時 来た
岐阜 梅村統一予定候補と確認書
共産・高木氏「全力で応援」
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岐阜県内の市民と4野党でつくる「ピースハートぎふ」は30日、参院選岐阜選挙区(改選数1)の野党統一予定候補に決まった立憲民主党公認の新人・梅村慎一氏(48)と基本政策などの確認書を取り交わしました。
合意発表の記者会見には日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の代表と市民らが集結。「市民と野党で参院選勝利を」とアピールしました。
基本政策は、▽安保法制を廃止し立憲主義の回復を図る▽アベノミクスによる国民生活破壊、格差と貧困を是正する▽安倍政権の下での憲法改悪に反対する―など5項目。構成団体は全力で統一候補の勝利をめざすと確認しました。
統一予定候補に決まった梅村氏は「私どもは安倍政権を何とか退陣に追い込む意味で完全に一致しています。憲法が施行され70年以上、先人が積み重ねてきた民主主義、国民主権を守り抜く決意の下に集まった。全力をあげてがんばりたい」と決意を述べました。
ピースハートぎふの河合良房代表は「市民と野党がタッグを組まなければ日本の政治を変えることはできない。待ちに待った時期が来た。梅村さんを支えがんばりましょう」と述べました。
共産党の高木光弘参院選挙区予定候補は、立候補の辞退を表明。全国のたたかいと共闘の発展が中央での13項目の政策協定に実ったと語り「全国の運動が結集し安倍政権を倒すことができると確信した。梅村さんを全力で応援し、安倍政権さよならに全力をあげる」と語りました。松岡清県委員長も同席しました。
立憲民主党県連合の山下八洲夫代表、国民民主党県連合の伊藤正博代表、社民党県連合の森廣茂代表も勝利への決意を述べました。
同選挙区には、自民党現職の大野泰正氏が立候補を表明しています。