2019年5月22日(水)
オール沖縄 さらに強く
タカラ選挙区予定候補事務所開き
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参院沖縄選挙区に、名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の立場で立候補するタカラ鉄美氏(65)=元琉球大法科大学院教授、憲法学者=の事務所開きが20日、那覇市で行われました。
タカラ予定候補は「糸数慶子参院議員の、沖縄の尊厳と平和を守る1議席の重さをしっかり受け止めたたかっていく。沖縄の問題は憲法の根幹に関係することを、全国に訴えていきたい」と決意を述べました。
玉城デニー知事、選挙対策本部筆頭顧問の糸数慶子参院議員がメッセージを寄せ、瑞慶覧長敏・南城市長、城間幹子・那覇市長があいさつしました。
照屋義実・選対本部長(建設会社・照正組会長)が「安倍自公政権といかに対峙(たいじ)するかが今回も試される。オール沖縄の基盤をさらに強くして、我々の民意の実現を図ろう」と語りました。
同選挙区では自民党公認、公明党推薦の安里繁信氏がすでに事務所開きを行い、運動を先行。一方で未だ辺野古の米軍新基地建設の是非を明確にしていません。自民党県連は“辺野古”を封印した知事選の戦術を「失敗」だったと、3月の県連大会報告で総括しており、同氏の姿勢はこれと矛盾しています。