2019年5月20日(月)
改憲発議 必ず止める
国会前「19日行動」 本気の共闘が政治変える
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安倍政権による9条改憲阻止など求めて19日、国会議員会館前行動が取り組まれました。1900人(主催者発表)が参加し、「戦争あおる議員は辞めろ」「改憲発議かならず止めよう」などとコールしました。
集まった人びとからは、国会議員の立場で「戦争による領土解決」発言をした、丸山穂高氏に対する怒りの声が相つぎました。茨城県取手市から参加した女性(57)は、「とんでもない発言で、許せません。国会議員の資格はないと思います。すぐに辞めてほしい」と話しました。
主催者を代表して、総がかり行動実行委員会共同代表の福山真劫氏があいさつ。改憲や消費税増税など、「あらゆる分野で安倍政権は八方ふさがりです」と指摘。参院選挙が重要になると語り、「本気の野党共闘をつくることが求められています。やればできます」とのべました。
同実行委共同代表の小田川義和氏は、衆院憲法審査会の監視を強めることを強調。「審査会の傍聴行動だけでなく、緊急で国会前行動を呼びかけることもありえます」とのべました。
野党からは、共産党の田村智子副委員長(参院議員)、立憲民主党の初鹿明博衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が参加しました。田村氏は、参院選へ向けて、1人区での候補者一本化などが進んでいることを紹介し、「市民と野党の本気の共闘を必ずつくり、安倍政権を倒しましょう」と呼びかけました。
主催は、総がかり行動実行委と、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。