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2019年5月15日(水)

木更津暫定配備ノー

オスプレイ 防衛省に畑野氏ら

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(写真)聞き取りを行う(手前から2列目の右端から)浅野、しいば、畑野、さいとう、みわの各氏ら=14日、衆議院第2議員会館

 陸上自衛隊V22オスプレイ配備をめぐり、千葉県木更津市の自衛隊木更津駐屯地への暫定配備が報道されたことを受け14日、日本共産党の畑野君枝衆院議員や地元住民らが防衛省に聞き取りを行いました。

 聞き取りには、しいばかずゆき参院比例予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、さいとう和子衆院比例予定候補、みわ由美県議、関係市議、志位和夫衆院議員秘書と、安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長が参加しました。

 今月中にも地元自治体に暫定配備を伝達するとの報道を防衛省職員は、「木更津配備は決定していないので、事実ではない」と回答。しかし、V22の5機は、来年5月まで米国で教育訓練中で、佐賀空港の配備基盤が整うまでの間の暫定配備先は木更津駐屯地を含めて「検討中」だと説明しました。

 参加者は、「地元住民はオスプレイ配備の報道のたびに不安や混乱を感じている。その認識はあるのか」とただすとともに、「整備と配備は全然違う」と批判の声を口ぐちに上げました。

 暫定配備された場合の訓練実施について防衛省職員は、「(暫定でも)配備されたらしっかり訓練していく」と話しました。

 畑野氏は、「整備拠点でも困っているのに、それに加えて暫定配備なんてとんでもない」と抗議し、配備撤回を求めました。


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