2019年4月7日(日)
参院沖縄選挙区 高良鉄美さん出馬決意の意向
「建白書実現目指す」
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沖縄社会大衆党(大城一馬委員長)から参院沖縄選挙区への立候補を要請されていた高良鉄美元琉球大学法科大学院教授は6日、那覇市で会見し、「受諾の決意を固めた」と出馬を決意する意向を示しました。
高良氏は「オスプレイ配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古の新基地建設断念を求める建白書の実現を目指す」とし、さらに「オール沖縄の立場で活動し、国と対話を求める玉城デニー県政を国政から支える」と述べました。
憲法学者である自身の経歴に触れ「沖縄の歩んできた道を考えると、復帰運動を含め現在も人権侵害がある。平和の問題、沖縄の民意と国民主権の問題など、憲法の原則がないがしろにされていることを国会の場で追及していきたい」と抱負を語りました。
高良氏は「糸数慶子参院議員が守ってきた平和の一議席を守ることが大事だ」と述べ、立候補に向けての今後については「糸数さんには今後も学ぶところが多く、いろいろご相談しお願いしながら調整していきたい」と語りました。
社大党の大城委員長は「高良さんの意向を確認できたので、これから調整会議(県政与党、経済界、労働組合、中道保守のオール沖縄で構成)にはかり、オール沖縄の支援を得る手続きに入りたい」と述べました。