2019年4月5日(金)
共闘すすめる確かな力 共産躍進で「安倍政治サヨナラ」を
神奈川3カ所 志位委員長が訴え
|
最終盤に入り一票一票を争う大激戦となっている神奈川県議選で、日本共産党の現有6議席を絶対確保し、9議席への躍進を勝ち取ろうと、日本共産党の志位和夫委員長は4日、横須賀市、藤沢市、相模原市の街頭3カ所で訴えました。志位氏が「共産党の躍進で、暮らしの明日に希望を取り戻そう」と訴えると大きな拍手と声援が響き、聴衆から「共産党が増えれば政治が変わると実感した」などの声が寄せられました。
横須賀中央駅前で井坂しんや県議候補=現、横須賀市区(5)=、藤沢駅前で加藤なを子=現、藤沢市区(5)=、宮応ふみ子=新、大和市区(3)=、沼上とくみつ=新、茅ケ崎市区(3)=の各県議候補、相模大野駅前で藤井かつひこ県議候補=現、相模原市南区(3)=が必勝の決意を表明しました。相模原市では市議候補5人も並んで訴えました。
志位氏は、県民の四つの願い((1)10月からの消費税10%への増税ストップ(2)高すぎる国民健康保険料は値上げでなく値下げを(3)「住民の福祉の増進」という自治体本来の姿を取り戻す(4)憲法9条改定を許さず、平和を守る)を日本共産党に託してほしいと述べ、共産党の提案を縦横に語りました。
志位氏は、「統一地方選での共産党の躍進は市民と野党の共闘を発展させる確かな力になります」と強調し、衆院大阪12区補選(9日告示・21日投票)に日本共産党の宮本岳志衆院議員が辞職して無所属で立候補すると報告。「衆院大阪12区、沖縄3区で市民と野党の共闘の勝利を必ず勝ち取り、共闘の『勢い』をつけ、参院選の1人区で共闘を成功させて自民党に勝利し、『安倍政治サヨナラ』の審判をくだそう。そのためにもこの県議選で大激戦を勝ち抜き、共産党の躍進を」と力を込めました。
志位氏は消費税10%増税ではなく、「別の道をすすもう」と共産党の提案を紹介。「大企業の法人税を中小企業並みに引き上げれば4兆円、富裕層に応分の負担をしてもらえば3兆円、あわせて7兆円の財源が生まれ、2%増税分の税収5兆円を超えます」と強調。「10%増税ノーの願いを安心して共産党に託してください」とよびかげました。
高すぎる国民健康保険への公費1兆円の投入について志位氏は、「全国知事会、全国市長会、全国町村会が提案しています。共産党は大賛成です。共産党の躍進で『均等割』『平等割』を廃止し、国保の大幅値下げを実現しよう」とよびかけました。
神奈川県政について志位氏は、県の財政力が全国3位でありながら、県民に冷たく、大企業応援・巨大開発優先だと告発。前回選挙で党県議団がゼロから6議席に躍進したもとで、(1)県政のチェック機能が働くようになった(2)県民の声が県政に届くようになった(3)県民の声で県政が動くようになった―と紹介しました。
沖縄県に次ぐ第2の米軍基地県であることに触れて志位氏は、「知事がいう『基地との共存』などできません。オスプレイは沖縄にも神奈川にもいらない。原子力空母の母港返上。共産党の躍進で、神奈川から平和な日本をつくりましょう」と訴えました。