2019年3月28日(木)
市民・野党の共闘こそ政治変える
ラジオ日本で井上議員
日本共産党の井上哲士参院幹事長は27日、ラジオ日本の「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、国会論戦や統一地方選・参院選について語りました。
冒頭、「立場を超えて幅広い共同が広がり、市民と野党の共闘こそ政治を変えると実感している」と強調した井上氏。「いま怒っていることは」と聞かれ、予算の土台となる統計の不正問題を挙げ、「この問題を放置したままでは民主主義の土台が壊される」として引き続く徹底追及を表明しました。
また、井上氏は、自衛隊への名簿提出に地方自治体が協力しないとして安倍首相が9条改憲をうたっていることを「徴兵事務を市町村がしていた戦前のように変えたいのだろう」と告発。自民党が地方代表をあつめて改憲推進本部会議を開き統一地方選と参院選で改憲ムードを盛り上げようとしていることにも触れ、改憲阻止を訴えると強調しました。
岩瀬氏が地方選では「暮らしの方の関心が高いのでは」と聞くと、井上氏は改憲を「怖い」と感じる反応もあるとして「消費税増税を中止して暮らしを応援することと、憲法の問題を両輪で訴えたい」と語りました。
沖縄の辺野古新基地問題について井上氏は「新基地反対の県民世論を背景に、普天間基地の無条件返還を政府が米国と交渉するべきだ」と強調しました。
7月の参院選で訴えたいことを問われ、「被爆2世として、核兵器禁止条約に背を向ける政府の姿勢を条約参加へ変えていくよう強く訴えたい」と力を込めました。