2019年3月23日(土)
日高本線・鉄路守ろう
北海道 石川知事候補が駆けつけ
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4年余もの長期にわたって放置されているJR日高本線。「JR日高線を守る会」が21日、北海道浦河町で清掃活動をしている駅に、市民と野党統一の石川ともひろ知事候補が駆けつけました。
会のメンバー20人がさびれてほったらかしになっている駅舎の窓をふき、ホーム、周辺のごみ拾いをしている最中でした。石川候補が現れると、拍手と歓声がわき上がり、村井直美代表幹事や、池田拓町長らと握手を交わしました。
「鉄路は残す」と道内を回っている石川候補は「鉄道がなくなれば地域は衰退します。住民や自治体首長の方々が鉄路を残したいとの思いがある限り、あらゆる手段を尽くして鉄路を守っていきます」と訴えました。
一方、自民、公明などが担ぐ鈴木直道候補は、市長を務めていた夕張市を走る夕張線の廃止を2年半前、JR北海道社長に逆提案。“攻めの廃線”を豪語しています。
清掃に参加した日本共産党の荻野節子町議は、かけがえのない鉄路を金で売り飛ばし、レールを剥がすことを率先した鈴木氏を強く批判。「高齢化が進む地域で鉄路は住民の重要な足。願いに応える石川候補の勝利と党の躍進へ全力で奮闘します」と語りました。