2019年3月21日(木)
衆院沖縄3区補選まで1カ月
ヤラ氏の勝利 必ず
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衆院沖縄3区補選(4月9日告示、21日投票)まであと1カ月です。沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の候補として出馬する、新人でフリージャーナリストの、ヤラともひろ氏の同補選での勝利は、オール沖縄の発展、安倍政権の新基地建設断念、夏の参院選での市民と野党共闘の前進のためにも、必要不可欠です。
補選は、玉城デニー知事が昨年の知事選で、同3区選出の衆院議員を辞職し立候補したことに伴うもの。オール沖縄のデニー知事の後継のヤラ氏は、20日の沖縄市内での街頭演説で「デニー県政をしっかりと支えながら、明るい沖縄をつくっていく」と訴えました。
名護市を含む3区の補選は、新基地問題が大争点となることは間違いありません。ヤラ氏は新聞記者として長い間、米軍や安全保障を研究した経験を語り、辺野古に新基地を造らせないで米軍普天間基地(同県宜野湾市)を即時返還させることは、「可能だ」と強調しました。
ヤラ氏は、基地経済や、新基地受け入れが条件の国からの補助金などに依存しない、県民の暮らしを向上させる自立的な沖縄経済をさらに進めていく展望も語りました。
ヤラ氏と対決する自民党公認候補の島尻安伊子・元沖縄北方担当相は、すでに新基地容認を表明。名護市で15日、「自公連立政権だからこそ私たちが勝利する意味は重い」と述べ、「国とのパイプ」論を押し出していく姿勢を示しました。