2019年3月20日(水)
安倍農業破壊にノー
道農連が集会 石川知事予定候補あいさつ
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4月からの日米2国間の貿易協定交渉に断固反対しようと、北海道農民連盟は18日、全道農民集会を札幌市で開きました。
「日米交渉断固反対」と書いた鉢巻き姿の農民ら350人が道内から集まりました。
西原正行委員長が「安倍農政を再検討しなければならない。農業を犠牲にするなの声を政府に届けよう」と主催者あいさつ。東京大学大学院の鈴木宣弘教授が報告しました。
安倍政権の従属外交を「カモネギ外交」と皮肉る米紙報道や、多国籍企業が参入しやすくなるよう廃止した種子法を示し、「TPP(環太平洋連携協定)以上の譲歩はしない」という政府のごまかしを強く批判しました。
コメや野菜、酪農の農民が「米価の値下がりが心配だ」「日本の食料は日本で自給すべきだ」と発言。農家や消費者を犠牲にし、農業を破壊する安倍自公政権を告発しました。
立憲民主党の佐々木隆博衆院議員らがあいさつ。日本共産党の、はたやま和也前衆院議員が紹介されました。
石川ともひろ知事予定候補が駆けつけ、「原発事故が起これば北海道の農業は取り返しのつかないことになる。脱原発の先端地域として発展させたい」と表明。全員で「団結がんばろう」を唱和しました。