2019年3月15日(金)
6野党・会派書記局長・幹事長会談
参院選1人区 2選挙区で一本化合意
愛媛・ながえ氏 熊本・あべ氏
政党本部間で初
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日本共産党、立憲民主党、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、自由党、社民党の6野党・会派は14日、書記局長・幹事長会談を国会内で開き、参院選の全国32ある1人区のうち、愛媛県選挙区でながえ孝子氏、熊本県選挙区であべ広美氏を、それぞれ野党統一候補として一本化してたたかうことで合意しました。1月の6野党・会派党首会談の合意を受け、具体的な選挙区での候補者一本化を、政党本部間で初めて確認したことになります。
さらに、参院沖縄県選挙区については、「オール沖縄」による候補者擁立の最終的な手続きが終わり次第、その候補を国政の6野党・会派として追認し、勝利のためにたたかう方針を確認しました。
次回の同会談は、統一地方選前半戦(4月7日投票)直後の週に開催し、さらに合意を広げるために調整の努力を行うことも確認しました。
日本共産党の小池晃書記局長は会談後の記者会見で、「全国で、市民と野党の共闘を期待している人たちにとって、大きな励ましになるのではないか。ぜひこれを加速させていきたい」と表明。残る29選挙区での一本化を進めるにあたり、「今回は無所属候補での合意だが、今後は政党間での共通政策の合意も必要になってくる」とし、「これまでの選挙のように、日本共産党が一方的に候補者を降ろすという対応はしない。相互支援、相互推薦が必要であり、そうした対応を引き続き求めていく」と述べました。