2019年3月10日(日)
千葉県議選必勝、連続選挙で共産党を伸ばして政治を変えよう
党躍進で政権に審判 各地で演説会
千葉・市川、柏 小池書記局長訴え
目前に迫った千葉県議選(29日告示、4月7日投票)で、日本共産党の現有5議席の絶対確保と8議席以上を獲得し、統一地方選・参院選の連続選挙で躍進しようと、党千葉県委員会は9日、小池晃書記局長を迎え、市川駅前と柏駅前で街頭演説会を開きました。
両駅頭は人垣が膨れ、立ち止まり大きく手を振る人も。市川市区(定数6)で岡田幸子県議からバトンを継ぐ桜井雅人予定候補が「全ての人が大切にされる共生社会を」と表明し、柏市区(定数5)で5期目をめざす加藤英雄県議団長が「貧困な福祉行政を変え、子どもを守る行政をつくる」と力を込めました。
市川、浦安、流山各市議選の予定候補、参院選の浅野ふみ子(千葉選挙区・改選3)、しいばかずゆき(比例)両予定候補も必勝を訴えました。
小池氏は、オスプレイの定期整備を行う陸上自衛隊木更津駐屯地に、陸自と米海兵隊の計41機のほか米空軍CV22も加わる可能性もあり「千葉の空を日米のオスプレイが飛び交うことになる」と指摘。先月の試験飛行で予定区域以外でもホバリングしたことにふれ「住宅上空を飛ばない保証はない。基地強化と戦争する国に待ったをかけ、安倍改憲を許さず『憲法9条守れ』の願いを共産党へ」と訴えました。
また、小池氏は、福祉や教育予算が全国最低クラスの一方、圏央道や北千葉道路建設など不要不急の大型開発に予算をつぎ込む千葉県政の問題を指摘。前回4議席から5議席へ前進した党県議団が県政のゆがみを大本からただし、県立高校へのエアコン設置や精神障害者への医療費助成実現など、県政を動かしてきたことを紹介し、「5議席を絶対守り、8議席になれば議案が提案できる」と強調しました。
さらに小池氏は、同県野田市で起きた児童虐待死事件に触れ、「児童相談所も一時保護所も足りない。まさに政治の責任が問われている」とし、虐待被害をくり返さないための体制の抜本的強化に取り組むためにも党県議団の議席がどうしても必要だと訴え、「連続選挙で共産党を伸ばして政治を変えましょう」と呼びかけました。聴衆から「そうだ」「頑張れ」などの声援が飛び交いました。