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2019年2月26日(火)

新基地阻止 諦めない

「民意を無視するな」

建設断念求める声 官邸包む

写真

(写真)「沖縄県民の意思を受け止めろ」と抗議する人たち=25日、首相官邸前

 安倍政権に対し、沖縄県民の民意に従い、名護市辺野古の米軍新基地建設を断念するよう迫る行動が25日夜、首相官邸前で行われました。参加者は、「政府は沖縄の民意を無視するな」と声をあげ、24日の県民投票で示された圧倒的多数の反対の民意を受け止め、ただちに埋め立て工事を停止し、建設を撤回するよう求めました。

 主催は、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」です。

 主催者あいさつした同実行委の尾澤隆司氏は、県民投票の結果に触れ「圧倒的な勝利だ」とし、「安倍政権は工事を進め既成事実をつくってあきらめさせようとするが、基地建設を阻止するまで全力でたたかおう」と呼びかけました。

 参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員が駆け付けて連帯あいさつ。「県民投票で、県民は『基地はいらない』という民意をはっきり示した。“普天間基地の危険性除去”をいうなら、基地の即時運用停止こそすべきだ」と述べ、新基地の阻止へ「安倍政権を1日も早く退陣させよう」と述べました。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんがマイクを握り、「大浦湾にある軟弱地盤の改良には、知事から設計変更の許可を得る必要があるが、玉城デニー知事が承認することはない工事に展望はない」と語りました。


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