2019年2月26日(火)
新基地阻止 諦めない
沖縄県民投票 市民ら行動
「自信を持って発信」 若者行進 辺野古に到着
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沖縄県民投票の成功のために、若者らが同県糸満市から名護市まで約80キロを2日間で行進する「March on Okinawa」は24日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に到着しました。
終日雨が降る中、午後7時15分ごろゲート前に到着。約30人が駆け付け、行進者を拍手で迎えました。
沖縄市から行進に参加した女性(23)は、LINE(ライン)でこの取り組みがあることを知って参加しました。「辺野古に新基地を造らせないために、何もしないと後悔すると思って歩きました」。県民投票の結果を受けて「沖縄県民は自信を持って『基地はいらない』と発信して、日本全体にこの思いを届けたい」と話しました。
2日間とも参加した糸満市の女性(19)は「少しでも投票に行ってくれる人が増えてくれたらいいなと考えて歩きました。同世代がもっと行動してくれるよう、これからも頑張りたい」。
この取り組みを企画した、「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票連絡会」青年局の翁長雄治(たけはる)さん(31)=那覇市議=は「沖縄は米軍基地を認めていないという意思が県民投票で示されました。ボールは日本政府に投げられました。しっかり見守っていきたい」と語りました。