2019年2月21日(木)
書記局長・幹事長会談
参院選へ 6野党・会派 3点合意
候補者1本化 速やかに 2週間に1回のペースで会談
日本共産党、立憲民主党、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、自由党、社民党の6野党・会派の書記局長・幹事長が20日、国会内で会談し、参院選1人区の候補者調整を「速やかにスムーズに行う」ことなど、3点で合意しました。1月28日の党首会談での合意を具体化したものです。
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合意したのは、▽32の1人区の候補者調整を、速やかにスムーズに行い、6党派の書記局長・幹事長会談を2週間に1回、定期的・精力的に行い、調整ができた選挙区は、そのつど発表していく▽市民連合との政策協定の議論を速やかに始める▽衆参同日選を視野に入れ、意見交換・情報共有をしながら進める―ことです。
同会談で日本共産党の小池晃書記局長は、「候補者一本化を急ぐ必要がある。これまでは、共産党が一方的に候補者を降ろすことが多かったが、次の参院選は、お互いに候補者を立てあい、相互支援・相互推薦の態勢をつくることが大事だ」と表明。「政党間で共通政策を議論し、たたかう旗印をしっかりと掲げることがどうしても必要だ」とも述べ、市民連合と各党の政策協議だけでなく、政党間での協議の重要性を強調しました。
小池氏は会談後の記者会見で、「2週間に1回のペースで会談を開くことで、候補者の一本化を急いで合意していきたい」と発言。「『同日選を視野に入れる』との合意については、私たちは同日選は許されないという立場だが、政権構想の議論にもつながるものであり、重要な確認になったと思う」と述べました。