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2019年2月18日(月)

参院選 政治変えるチャンス

安倍政権退陣へ 市民連合が意見交換会

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(写真)「市民連合」の意見交換会であいさつする高田健氏=17日、東京都内

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は17日、全国市民意見交換会を東京都内で開きました。統一地方選、参院選で安倍政権を退陣に追い込むため、各地の取り組みを交流し課題を明らかにするとともに、立憲野党に対する政策要望を豊かなものにしようと開いたもの。全国から約100人が参加しました。

 市民連合呼びかけ人の高田健さんが主催者あいさつし、5野党1会派と意見交換会を行って通常国会に対する政策要望などを提起したと報告しました。

 昨年のたたかいを振り返り、安倍政権が狙う9条改憲について改憲案の国会発議を阻止したと指摘。「全国の皆さんと野党の皆さんの共同したたたかいと一体になって挙げた重要な成果だ」と述べました。

 参院選のたたかいで安倍9条改憲を必ず阻止しようと強調。「私たちのたたかいによっては、第1次安倍政権が崩壊した2007年を再現することが十分可能。政治を変える重要なチャンスだ」と呼びかけました。

 広渡清吾東大名誉教授が「野党共闘の経過と市民連合政策の概要」、諏訪原健さんが「市民参加型政治の促進を目指して」と題しそれぞれ講演しました。

 参加者はグループに分かれて、憲法や原発政策の具体化などで意見交換しました。

 中野晃一上智大教授が全体のまとめで「今年は最大の正念場だ。改憲発議をさせずにいたが、自民・公明が3分の2を維持すれば『お墨付き』をもらったことになる」と指摘し、連続する選挙戦を幅広い国民・市民とともにたたかおうと訴えました。


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