2019年2月17日(日)
沖縄3区補選 屋良氏が事務所開き
“沖縄への思い引き継ぐ”
沖縄市
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衆院沖縄3区補欠選挙(4月9日告示、21日投票)に立候補を決意しているフリージャーナリストの屋良朝博氏の事務所開きが15日、同県沖縄市で行われました。補選は、玉城デニー現知事が昨年の知事選に立候補したことに伴うもの。
屋良氏は「翁長雄志前知事が訴えた沖縄のアイデンティティー、玉城デニー知事の沖縄への思いを引き継ぐ」と表明。米軍基地問題の取材を通じ、沖縄が米軍基地のある他国と比べて「非民主的な立場に置かれている」ことを痛感したと語り、「政治が沖縄に強いている厳しい運命を変えていきたい」と決意を述べました。
デニー知事は、屋良氏がジャーナリストとして米海兵隊などの専門的な研究をしてきたことを紹介し、「その卓越した見識で必ず国政で活躍してくれる」と激励しました。
後援会長の仲里利信前衆院議員や、稲嶺進前名護市長らも出席。24日の県民投票を、辺野古新基地建設反対の圧倒的民意を示して成功させ、補選へつなげていこうなどと呼びかけられました。