2019年2月16日(土)
北の鉄路存続、全道民の力で
札幌集会 JRの切り捨てに反対
石川氏あいさつ
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JR北海道の赤字路線切り捨てに反対し、鉄道存続を求めて運動する「北の鉄路存続を求める会」は14日夜、「北海道の未来と北の鉄路」緊急集会を札幌市で開きました。アピール「沿線だけの問題ではない北の鉄路 オール北海道の声で存続へ」を確認しました。
同会は、知事予定候補や道議会各会派に集会への参加を呼びかけ、市民と野党の統一予定候補の石川知裕氏と日本共産党道議団が出席。北海道結志会がメッセージを寄せました。
三上友衛代表(道労連議長)は、会が「路線切り捨てのたたかいを全道民の問題にしようと提起してきた。鉄路存続を道民世論にしていくため、力を尽くそう」と訴えました。
石川氏は「鉄路を守る意思を示す知事を選んでもらうことが大切です。鉄道を残すために踏みとどまり、道民と知恵を集めて頑張りたい」と語りました。
日本共産党の真下紀子道議団長や、JR問題研究会の奥田仁北海学園大学名誉教授、日高線を守る会の真壁悦夫事務局長(党日高町議)が報告しました。
JR北が廃線を狙う留萌、函館(山線)両本線沿線の地方議員らがフロア発言。「全国と鉄道でつながる安心感と価値を大切に、存続を訴えていきたい」と表明しました。