2019年1月26日(土)
春闘方針を確立
白タク阻止 賃上げを
自交総連「安倍政権倒そう」
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タクシー・ハイヤー、バス、自動車教習所の労働者を組織する自交総連は23、24の両日、東京都内で中央委員会をひらき、「白タク合法化阻止、賃上げ、職場権利の確立」をスローガンとする19春闘方針を決めました。
あいさつした髙城政利委員長は、安倍内閣の悪政が極まっているとし、憲法改悪や消費税増税の阻止へ、統一地方選、参院選での奮闘を呼びかけました。危険な白タク(ライドシェア=違法タクシー)の合法化を阻止するためにも、元凶である安倍内閣を打倒しようと強調しました。
討論では、タクシーを破壊し、公共交通の安心・安全を奪うライドシェアの解禁をごり押しするソフトバンクをはじめ大企業への怒りが表明され、タクシー車両を霞が関に結集させる大規模な抗議行動を3月7日に展開する決意が続きました。
「残業割増賃金の不払いなど劣悪な労働条件を是正させる」(北海道)「タクシー運賃改定で労働条件改善を交渉していく」(静岡)「健康起因事故の急増が社会問題になっているバスでは、労働者の労働条件の改善は安全のためにも急務だ」(大阪・バス)などの発言がありました。
「有給休暇手当の不払いを改善させて有休をとれるようになった」(高知)との報告もありました。神奈川では「組合差別の不当配転で賃金が減り、セクハラにさらされている」との訴えがあり、全国的支援を強めていくことになりました。