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2019年1月21日(月)

共闘進めるブレない軸に

全国革新懇が交流会

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(写真)共闘推進へ力を発揮しようと議論する全国革新懇の都道府県革新懇事務室(局)長合宿交流会=20日、神奈川県内

 全国革新懇の都道府県革新懇事務室(局)長合宿交流会が20日、神奈川県内で始まりました。日程は21日までの2日間です。参加者は、参院選で市民と野党の「本気の共闘」を実現し、安倍政治を終わらせるため、政治の根本転換を掲げる革新懇が大いに力を発揮しようと議論。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(沖縄革新懇代表世話人)が「オール沖縄のたたかい」について特別報告を行いました。

 乾友行事務室長は報告と問題提起で、安倍政治の危険とともにもろさが表れているとし、憲法、沖縄、消費税、原発などの各分野でたたかいを強めようと呼びかけました。

 また、革新懇の「三つの共同目標(生活向上、民主主義、平和)」の値打ちとして、新しい政治の展望を示すとともに、共闘を推進していく上で共通政策のブレない軸となり、その充実・発展に積極的な貢献を果たせることを強調しました。

 赤嶺氏は「『オール沖縄』は、沖縄県民と安保体制の矛盾とたたかっていく中でつくられた」と指摘。政府の土砂投入強行に国内外で批判が起こっていると語り、県民投票で辺野古新基地反対の圧倒的世論を示し、参院選に向けて「辺野古新基地問題が、全国的な市民と野党の共闘の共通の旗印になるよう粘り強くたたかう」と訴えました。

 全労連の小田川義和議長(全国革新懇代表世話人)は特別報告で、市民連合の活性化に向けて革新懇に期待する役割として、野党の政策議論や野党共同街宣といった市民と野党をつなぐ場の設定などを挙げました。

 討論・交流では、「安倍9条改憲とのたたかいの正念場だ。3000万人署名を保守層や無党派層に本格的に広げる」「野党連合政権の時代にふさわしい革新懇づくりを」との決意が語られました。


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