2019年1月14日(月)
統一候補の協議早く
長野 市民と野党4党つどい
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長野県の野党4党(日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会民主党)の代表が一堂に会し、夏の参院選を見据えた共闘のあり方を市民と意見交流する「市民と野党のつどい」が13日、松本市で開かれ、約110人が参加しました。主催は「本気でとめる戦争!中信市民連合」。
ながせ由希子参院選挙区予定候補(共産)、杉尾秀哉参院議員(立憲)、羽田雄一郎参院議員(国民)、中川博司県連幹事長(社民)が出席。つどいでは、希望の党結成の影響で野党共闘が大打撃を受けた2017年の総選挙を4氏が総括しました。
民進党が解党し、希望の党に丸ごと合流した方針について杉尾氏は「間違いだった」と明言。中川氏は「安倍政権を倒すという眼目のため、党利より市民との共闘を大事にすべきだ」と話しました。
市民からの質問では、参院選への野党統一候補擁立の議論が野党間で進んでいるのか心配する声に、ながせ氏が発言。市民連合から、統一候補について野党間の話し合いをと要望が出ていることに触れ「共産党として中央レベルの野党間協議をと、各党に呼びかけている。協議が一日も早く始まるように、市民の皆さんに後押ししてほしい」と述べました。安倍改憲への態度を問われた羽田氏は「憲法は変えるのではなく守るもの。首相が改憲を言うのは、あり得ないことだ」と答えました。