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2018年12月11日(火)

借り上げ住宅「追い出し」 たたかう入居者激励

神戸で集会 山下議員が決意

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(写真)被災者支援について報告し激励する山下氏(正面)と入居者、支援の人たち=9日、神戸市中央区

 阪神・淡路大震災の被災者向け借り上げ復興住宅からの退去を求める神戸市と西宮市の「追い出し」裁判とたたかう入居者を激励する集会が9日、神戸市で開かれました。ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会が主催しました。

 日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員は、阪神・淡路大震災の被災支援と被災者生活支援法づくり、抜本改正に市民とともに超党派で取り組んできたことを報告し、住宅は財産というだけでなく、生存権の保障であると力説。被災者の運動と「追い出し」裁判のたたかいで、住宅が「地域コミュニティーの足場」「人の尊厳を保つ居場所」といった世論をつくり、“個人の財産は自己責任が原則”とする政府を動かしてきた成果を強調。入居者と支援者のたたかいを激励し、国会で奮闘する決意を表明しました。

 日本共産党の、きだ結県議、森本真神戸市議、野口あけみ西宮市議、新社会党の粟原富夫神戸市議が、議会と自治体の対応を報告しました。借上復興住宅弁護団の吉田維一事務局長が裁判の到達を報告し、支援を呼びかけました。

 裁判でたたかう神戸市東灘区の竹中信雄さん(68)は、被災と借り上げ住宅入居の経過、生活実態、たたかう決意を語り支援を訴えました。


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