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2018年12月2日(日)

禁止条約反対 変えよう

非核の政府の会が常任世話人会

写真

(写真)非核・平和情勢について論議する非核の政府を求める会常任世話人会=11月30日、東京都内

 非核の政府を求める会は11月30日、東京都内で常任世話人会を開きました。

 会議では、最近の非核・平和情勢について論議。国連総会第1委員会で、核兵器禁止条約の署名・批准を訴える決議「核兵器禁止条約」が、加盟国の約3分の2、122カ国の賛成で採択されたことなどが報告され、「条約発効への揺るぎない意思を示すもの」「条約推進国と市民社会との共同がますます大事だ」と語られました。

 また、米英仏ロ中の核保有5カ国が禁止条約反対声明を提出したことについて、「道理のない声明。核保有国が追い詰められていることは明らか」と指摘。日本政府提案の「核廃絶決議」案が核保有国・非保有国双方から批判を受けたことをめぐり、「日本政府の“橋渡し論”の破たんを示すもの」「禁止条約反対の姿勢を改め、被爆国にふさわしい役割を果たすべきだ」などの批判が相次ぎました。

 会議では、国会情勢について、与党による一方的な憲法審査会開催、首相の外遊日程に合わせた出入国管理法案の衆院通過強行等、民意無視、国会愚弄(ぐろう)の暴走が報告され、「国会運営はあまりにも異常だ」「安倍改憲反対の3000万人署名を広げて、一刻も早く退陣させたい」と厳しい批判が出されました。

 シンポジウム「朝鮮半島の平和の激動と日米『核密約』」(12月8日、東京)の成功等を確認しました。


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