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2018年11月20日(火)

漁業法改悪案に反対

拙速に進めること許されない

兵庫・淡路 宮本岳志・金田氏が漁協訪問

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(写真)懇談する(左から)小溝、宮本、金田、鎌塚、岡田の各氏=19日、兵庫県淡路市

 日本共産党の宮本岳志衆院議員と金田峰生参院兵庫選挙区予定候補は19日、兵庫県淡路市の漁業協同組合を訪問し、漁業法改悪案の内容を伝え、漁業者の現状と要望を聞きました。

 宮本氏は「法案の内容が現場の方に知られていないうちに、拙速に進めることは許されません」と改悪案に反対する日本共産党の立場を説明し、臨時国会で成立を狙う安倍政権を批判。改悪案や田村貴昭衆院議員の国会質問、「しんぶん赤旗」号外を手渡し、漁業権を地元の頭越しに企業に与え地元優先のルールを廃止することや、海区漁業調整委員会を公選制から知事の任命制に変えることなど改悪案の内容を示しました。企業が参入し実質破綻した宮城県の「水産業復興特区」や、漁業権を企業に売却できるように変える国家戦略特区諮問会議の議論を紹介し、沿岸・中小漁業者を重視した漁業振興と資源管理の重要性を強調しました。

 富島(としま)、浅野浦、育波(いくは)浦、津名の各漁業協同組合を訪問し、小溝政二育波浦漁協組合長らと懇談しました。イカナゴ漁やノリ養殖など漁獲量や漁場、環境、後継者問題の現状や要望、漁業振興の方向について懇談しました。

 鎌塚聡淡路市議と岡田教夫党淡路地区委員長が同行しました。


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