しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年11月16日(金)

性暴力被害 抜本的な対策必要

たつみ氏 救援センターと懇談

大阪

写真

(写真)性暴力救援センター・大阪を訪れ加藤代表(右)と懇談する、たつみ議員=15日、大阪府松原市

 日本共産党の、たつみコータロー参院議員は15日、大阪府松原市の阪南中央病院内にある性暴力救援センター・大阪(SACHICO)を訪れ、加藤治子代表(産婦人科医)と懇談しました。

 加藤代表は、成人女性の6~7%がレイプ被害を受けているなど性暴力被害の実態を説明。被害者救援のため24時間体制が必要なことや、被害の証拠採取や心のケア、児童相談所との連携など総合的な対応をするため病院拠点のワンストップセンターが求められると話しました。

 一方で、同センターの診療時間の合計が常勤医師1人分に相当することにふれ、同様のセンターを設置・維持するために公的な財政支援が欠かせないと訴えました。

 たつみ氏は、国の性犯罪・性暴力被害者支援交付金について、大阪府が被害者の医療費を申請していないと指摘し批判。加藤氏は「被害者支援には医療費支援が大切」と応じ、たつみ氏は「府は申請するべきだ。交付金そのものも抜本的な増額が求められる」と話しました。


pageup