2018年11月6日(火)
デニー沖縄県知事 11日から就任後初訪米
新基地反対の民意 大学・首都で主張
|
沖縄県は5日、玉城デニー知事が11日から、就任後初の米国訪問を行うことを発表しました。ニューヨークや首都ワシントンで、デニー氏の知事選勝利で改めて示された同県名護市辺野古米軍新基地建設反対の県民の強固な民意を、米世論や米政府・議会関係者に訴えます。15日まで米国に滞在します。
デニー知事は、県庁内で記者団に「ニューヨーク大学で米国民の皆さんに沖縄の現状、私の考え、民主主義の在り方を講演し、意見交換したい」と述べ、「米政府・議会の関係者の方々にも外務省を通じて面談を要請している」と語りました。
11日にニューヨークに到着し、午後2時からニューヨーク大学で講演・質疑応答を予定。13日に首都ワシントンに移動します。
デニー知事は、辺野古新基地問題など沖縄の米軍基地の現状が何を意味するのかを伝えることが重要だと強調。「米国民に『それは私たちの問題と共通点があるね』と(思ってもらえるように)、沖縄の現状と未来をしっかり語れるかだ」と訪米の決意を述べました。