2018年11月5日(月)
安倍9条改憲NO!3000万人署名
重大局面 運動さらに
憲法共同センターが集会
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全労連や全日本民主医療機関連合会、新日本婦人の会などでつくる憲法共同センターは4日、東京都千代田区で安倍政権がねらう9条改憲阻止へ向けた学習交流集会を開きました。改憲を断念させるため、安倍9条改憲反対の「3000万人署名」の達成をめざして取り組みを進めるなど、さらに運動を強めていこうと話しあいました。
主催者あいさつした船尾徹さん(自由法曹団団長)は、この間の改憲をめぐるたたかいで、安倍政権を追い詰めていると指摘。一方で、安倍首相が臨時国会でも改憲への意欲を見せるなど執念を燃やしているとのべ、「改憲阻止のたたかいは、かつてない重大局面になっています」と強調しました。
臨時国会で、改憲発議そのものを阻止するために市民と野党の共闘、世論と運動をさらに広げることが求められていると訴え、「改憲を断念させるたたかいは、安倍政権の退陣にもつながるものです」と語りました。
運営委員会を代表して報告した小田川義和さん(全労連議長)は、今後の取り組みについて発言。▽来年の参院選、次の総選挙へ向けて市民と野党の共闘を強化、前進させる▽改憲阻止を勝ち取るため、「3000万人署名」の達成をめざしねばり強く取り組みを進める―などをあげました。
参加した各団体や地域の代表が発言。福島県郡山市から参加した「郡山共同センター」の伊藤洋さん(76)は、「署名の達成は目標の6割ぐらい。市内では、住民の過半数を超える署名を集めた町もでてきています」と話しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が国会情勢を報告。
法政大学名誉教授の五十嵐仁さんが記念講演しました。