2018年10月25日(木)
外国人労働者受け入れ
現状を正さないで拡大するのは問題
志位氏
日本共産党の志位和夫委員長は24日、国会内で記者会見し、出入国管理法改定案について問われ「現状を正さないで拡大していくやり方には大きな問題がある」と述べました。
政府は今の臨時国会で入管法を改定し、人手不足対策として財界が求める外国人労働者受け入れの新制度を設ける考えです。
志位氏は現在、外国人技能実習制度などで、家族の帯同や職業選択の自由が認められないなど、人権が守られていないと指摘。労働基準法や最低賃金など、労働法制も守られておらず「二重の意味で現状を正さないで拡大していくやり方には大きな問題がある」と強調しました。