2018年10月21日(日)
統一地方選・参院選勝利を
共産党が各地で演説会
■愛知・岡崎
市田氏 井上議員らと
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愛知県の日本共産党西三河地区委員会は20日、来年の統一地方選、参院選勝利へ向け、市田忠義副委員長を迎えた演説会を岡崎市で開きました。市田氏の訴えに大きな声援が上がりました。
井上さとし参院議員は「違憲の法律を多数強行した安倍首相に、憲法を変える資格はない。海外での戦争を許す改憲は絶対に許されない」と訴え。すやま初美参院選挙区候補は「参院選の野党勝利でねじれをつくり、参院で悪法をストップさせよう」と述べました。
きまた昭子県議候補(岡崎市議)は「市議30年の経験を生かし、今度は県政の場で暮らしを守るために頑張りたい」と、県議選に挑戦する決意を力強く語りました。
市田氏は、安倍政権の民意無視の強権政治、うそ、隠ぺい、差別の政治の破綻を明らかにし「いよいよ安倍政権を倒すとき。市民と野党の『本気の共闘』と、党の大躍進で、安倍政権を倒し、自民党政治を倒し、新しい政治を実現しよう」と呼びかけ、熱い拍手が起こりました。暮らしの問題では、来年10月からの消費税増税を批判し「『こんな時の増税はやめよう』の一点で力を合わせて阻止しよう」と訴えました。
岡崎、安城(あんじょう)、西尾、碧南(へきなん)、高浜各市の市議、市議予定候補も紹介されました。
■茨城・稲敷 塩川氏
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日本共産党の塩川鉄也衆院議員は20日、茨城県稲敷(いなしき)市で開かれた党演説会で、来年の統一地方選、参院選と、市議選(12月2日告示、9日投票)での党躍進と、市民と野党の共闘の勝利で、安倍政権を倒し、新しい政治の流れをつくろうと訴えました。
塩川氏は「原発事故を繰り返すなという世論が広がっている下でなぜ老朽原発を動かすのか」と、東海第2原発(東海村)再稼働の動きを批判しました。
アベノミクスは、貧困と格差を拡大させただけだと告発。消費税率10%への増税をストップし、「消費税に頼らない税制の実現のため、共産党を大きくしてください」と語りました。
「『戦争はしない』自衛隊に『戦場に行ってたたかえ』というのが安倍9条改憲だ」と指摘した塩川氏。「3000万人署名が国会内の野党共闘を後押ししている」と述べ、国民の運動で安倍改憲を止めようと呼びかけました。
市議選で8期目に挑む山口清吉市議が、市のためこみ金を活用すれば、高すぎる国民健康保険税や水道料金を引き下げることができると述べ、勝利する決意を語りました。
■津 宮本岳志氏
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三重県の日本共産党中部地区委員会は20日、来年の県議選と参院選勝利に向けて、宮本岳志衆院議員を迎えての演説会を津市内で開きました。宮本氏の話に、拍手や「そうだ」の声が上がりました。
岡野恵美県議は、県議2議席で県政の流れが大きく変わったとして、子ども医療費の窓口無料化請願の採択や、安保法制の慎重審議、核兵器禁止条約の批准を求める意見書が可決したことを紹介。そして「国言いなり、大企業言いなりを改め、県民本位の県政のために頑張る」と再選を訴えました。
中川たみひで参院選挙区予定候補は「国民の願いにこたえる政治のために、市民と野党の共闘を推し進め、野党統一候補めざして頑張っていく」と力強く述べました。
宮本氏は、安倍政治の強権政治、ウソ・隠ぺい・ごまかし政治、戦争する国づくり、経済・外交の四つの破綻を、沖縄知事選の勝利、森友疑惑での自らの国会審議などを示しながら紹介。その上で「来年の参院選は、安倍政権を正面から打ち破って新しい政治をつくるチャンス。市民と野党の共闘で自公と補完勢力を少数に追い込もう」と訴え、「県議選では2議席を絶対確保し3議席以上、参院比例では三重で13万票、15%をやり遂げよう」と呼びかけました。
参加した男性(39)は「岡野さんを必ず通し、参院選で勝利したい」と語りました。
会場で1人が入党しました。