2018年10月8日(月)
性の多様性 1万人祝う
関西レインボーフェスタ
大阪市北区
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「みんなちがってええやん」―一人ひとりの「性の多様性」を祝福し、分かち合おうと関西の「レインボーフェスタ!2018」(同実行委員会主催)が6、7の両日、大阪市北区の扇町公園で開かれ、のべ1万人が参加しました。7日には、13回目となるパレードに850人が参加し、市民にアピールしました。
ステージにはミュージシャン、高校の吹奏楽部などが次々に登壇し「自分らしく生きてください。自分を愛してください」(ミュージシャン)と訴えました。
ブースには、大学や学生有志の出店も。龍谷大学のブースでは、「身体の性」「性的指向」などの項目に対し「男性的」から「女性的」までの間にシールを貼るボードが好評でした。「一人ひとりが違う多様性が一目でわかります」と同大学宗教部の安食真城(あんじき・しんじょう)課長。大阪大学有志の男子学生(18)は「(自民党国会議員などから)心ない発言もありますが、私たちは寄り添いますとツイッターなどで発信しています」と語り、京都精華大学のブースでは、学生や非常勤講師の女性が大学の取り組みを紹介し「理解を広げていきたい」と話していました。