2018年10月8日(月)
さよなら原発 各地で行動
再生エネへ転換を
埼玉県民集会に800人
|
2018さよなら原発埼玉県民集会が7日、さいたま市の市民会館おおみや大ホールで開かれ、800人が参加しました。若者の参加が多く、講演に参加者から「そうだ」の声が飛びました。主催は同集会実行委員会。
立教大学大学院の金子勝特任教授が「地域分散ネットワーク型の経済へ―原発を続けると日本経済は沈没する―」と題して講演。「世界では時代遅れのエネルギーと言われている原発という不良債権を処分して、地域で作り地域で消費する新たなネットワークを構築しなければ、日本経済は壊滅する」と警鐘を鳴らしました。
「東海第2原発運転差止訴訟」原告団共同代表の大石光伸さんは「東海第2原発の運転延長を許さないことで、全国の古い原発を再稼働させる狙いの出はなをくじこう」と呼びかけました。
原発再稼働に反対する埼玉連絡会共同代表の白田真希さんは、県議会で可決された再稼働推進意見書について「県民の総意ではない。賛成した議員を認めないからこそ、行動を起こすしかない」と述べました。
集会では、国に対し、脱原発を明確にした上で、省エネルギーを進めるとともに再生可能エネルギーへの転換を求めるアピールが採択されました。