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2018年9月24日(月)

生活 早く正常に

北海道厚真町

ボランティア280人が汗

写真

(写真)使えなくなった家財をごみ集積所に運ぶボランティア=23日、北海道厚真町

 北海道地震から半月余がたった今も、懸命な救援活動が続く北海道厚真町。3連休で、全国から集まったボランティアが元気いっぱい汗を流しています。23日のボランティアセンターには、受け付け開始30分前から長い列ができ、280人が参加しました。

 組を作って、トラックや自家用車で被災者の元に向かい、使えなくなった家財道具を積み込み、ごみ集積場となっているパークゴルフ場に運びました。洗濯機や冷蔵庫などの家電、木製のテーブル、たんすなどが山積みになり、震度7の揺れを観測した深刻な事態が目に焼き付きます。

 2トントラックを運転し、家財を積み下ろした男性(72)=北広島市=は日焼けで真っ黒に。「被災者が一日も早く正常な生活を送れるよう手助けするだけです。何も大変なことはありません」と話します。

 町内をくまなく駆け回り、被災者から要望を聞き、一歩でも二歩でも暮らしを改善させたいと連日奮闘する日本共産党の伊藤富志夫町議。北海道電力苫東厚真発電所の耐震基準が震度5でしかなく、それを高橋はるみ知事が知らなかったことに町民は衝撃を受けているといいます。

 「道内の半分以上の電力を供給してきた苫東厚真の耐震が震度5で今回のブラックアウト(全域停電)につながったのなら大問題。知事は知らなかったで済まされない。為政者として無責任極まりない」と語りました。(伊藤佑亮)


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