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2018年9月18日(火)

生活見通せない 豪雪地は家屋倒壊懸念

北海道地震 被災者ら小池書記局長に切々

 日本共産党の小池晃書記局長(党北海道大地震対策本部長)は17日、北海道地震で大きな被害が出た札幌市清田区、むかわ町、厚真町、安平(あびら)町などの被災地を駆けまわり、被災者から話を聞いて町長らと懇談しました。紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員、青山慶二党道委員長、真下紀子党道議団長らが同行しました。(関連記事)


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(写真)避難所で暮らす被災者から話を聞く(左から)真下、小池、畠山、紙の各氏ら=17日、北海道むかわ町

 党札幌市議団の案内で視察した清田区里塚では、河川の上に造成した住宅地の液状化現象で、大きく傾いた家屋や波打った地面など深刻な光景が広がり、住民からは「これは人災だ」という声が寄せられました。

 むかわ町では、自宅1階が崩壊したという避難所の男性(69)から話を聞きました。「困ったことがあればなんでも教えてください」と聞く小池氏に、男性は「家が全壊なのかどうかも認定されず、次の生活の見通しが立たないのがつらい」と苦境を話しました。話を終えた男性は、部屋を出てから「小池さんに話を聞いてもらえてうれしかった」と涙をこぼしました。

 厚真町では、土砂崩れが起きた吉野地区を視察。崩れた住宅前の献花台で献花しました。避難所では、「夜は眠れますか」「病気などの心配はありませんか」など声をかけながら避難者の話を聞きました。

 安平町では、ボランティアセンターを視察し、ボランティアスタッフらから「ボランティアをまわすための人員が全道で足りていない」「豪雪地帯の被災家屋が雪で倒壊する可能性がある」と深刻な懸念を聞きとりました。


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