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2018年9月12日(水)

支援金いつ 生活不安

西日本豪雨 愛媛で党センター

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(写真)仮設住宅の入居者に要望を聞く(左から)石本、西井の両氏=10日、愛媛県西予市野村町

 日本共産党愛媛県委員会の復興支援センターは10日、西日本豪雨で被災した西予市野村町などの仮設住宅を訪問し、入居者から要望などを聞き取りました。

 石本憲一事務局長と西井直人党南予地区委員長が被災者を訪ね、見舞いました。

 野村町の男性(35)は「買わないといけないものが、たくさんあります。基礎支援金はいつ出るのか。急いでほしい」と話しました。自宅の1階が浸水し、全壊と認定されましたが、「うちよりもひどい被害の家が大規模半壊になった。マニュアルの基準だけで判断しているのでは」と疑問を示しました。

 「元の生活に戻りたい」と涙ぐむ野村町の女性(73)は「元居たところには恐ろしくて住めない」。自宅が2階まで浸水し、全壊と認定された野村町の女性(72)は「あのときは着の身着のまま逃げたから、何もなくなりました。テレビも冷蔵庫も洗濯機も、昨年、買い替えたばかりだったのに」と話しました。

 一行は西予市役所で管家一夫市長に全国から寄せられた義援金の二次分を手渡すとともに、聞き取った要望を伝えました。その後、大洲市にも義援金を届けました。


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