2018年9月7日(金)
道路陥没 インフラ断絶
北海道地震 札幌で液状化
宮川共産党道議が現地調査
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北海道胆振(いぶり)地方中東部を震源にした地震の被害をつかもうと、日本共産党の宮川潤道議は6日、札幌市の被災現場に駆けつけ、調査しました。
札幌市東区では、100メートルにわたって陥没し、水が噴き出し液状化している道路の状況を見て回り、札幌市東区土木部維持管理課に聞き取りをしました。
池田行康課長は、地下鉄の上で陥没が起こっていることは間違いないと指摘。「いまは通行止めなどの処理をして体制を整え、原因を解明し、復旧にあたる」と語りました。
宮川道議は、陥没した道路近くのスーパー前で並んでいた60代女性に「腰や足は痛くなってないですか」と声をかけました。女性は「もう1時間半並んでいます。一刻も早く復旧してもらわないと困ります」と述べ、「泊原発を再稼働させるのは嫌だけど、もっと前に地熱発電などの安全なエネルギーを確保しておけばよかったのに」と話します。
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「米はあす買いに行けばいいと思っていた」という76歳の女性も1時間半立っていると言います。「携帯電話もメールは入ってくるけど、電話はまったく通じません」と不安そうでした。
(北海道・熊林未来)