2018年9月7日(金)
南北首脳会談18日から平壌で
金氏、非核化を強調 韓国政府が発表
韓国大統領府は6日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による3度目の首脳会談を、18~20日に平壌で開くと発表しました。
5日に訪朝した大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)・国家安保室長ら特使団が金氏らと会談し、合意しました。
鄭氏によると、金氏は、完全な非核化に向けた意志を再確認し、韓国とはもちろん米国と緊密に協力していくと表明。金氏は「トランプ米大統領に対し否定的な話をしたことは一度もない」と強調し、2021年1月のトランプ氏の1期目任期内に「(米国との)敵対の歴史を清算し、米朝関係を改善しながら、非核化を実現したい」との立場を表明しました。
局面打開へ成果願う
志位委員長がコメント
日本共産党の志位和夫委員長は韓国大統領特使訪朝について、6日、次のコメントを発表しました。
韓国大統領特使が訪朝、18~20日に平壌で南北首脳会談開催で合意したことは良いニュースです。2泊3日で平壌を訪問し、局面を打開しようという文在寅大統領の勇気は称賛すべきです。文大統領は「朝鮮半島の平和定着」と「完全な非核化」を「共に進める」と強調しています。成果をあげることを強く願います。