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2018年9月4日(火)

米軍の無法許さない

ヘリパッド争点の沖縄・東村議選

イサ候補 2期目必ず

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(写真)「平和と暮らしを守ります」と訴えるイサ候補(右)=3日、沖縄県東村

 米軍北部訓練場のヘリパッド(着陸帯)問題が争点となる沖縄県東村議選が4日に告示(9日投票)されます。2期目に挑む日本共産党のイサ真次候補(56)は、前回を上回る支持拡大で勝ち抜こうと奮闘しています。

 3回目の挑戦となった4年前の村議選で初の党議席を獲得しました。毎議会で質問時間を余すことなく使って質問。「午後11時を過ぎての訓練で夜も眠れない」など米軍機の無法な訓練で生活環境が脅かされている実態を追及し続けています。

 3日午後、同村高江でイサ候補が「オスプレイの配備撤回、北部訓練場の全面返還を目指します」と訴えると、男性(50)が車を止めて「高江の子どもたちが安心して暮らせるようにしてほしい」と声援を送りました。

 定数8を現職6人、新人4人の10人が競り合う激戦の様相。元区長や引退する村議会議長の後継とされる候補など、有力な新人ばかりが立候補を予定しています。どの陣営も地縁・血縁での支持固めに全力を挙げ、地域の締め付けも激しくなっています。

 モズク漁の赤土被害について漁業者から実態を聞き、農業者と漁業者を加えて対策協議会での議論を加速させるよう求めてきたイサ候補。2日、漁港で対話した漁協関係者は「鋭い追及だった。引き続き頑張ってほしい」と激励しました。

 支援の呼びかけに応じた男性(78)は「イサさんはN4ヘリパッドの即時撤去を求める意見書と決議の可決(全会一致)に尽力し、論戦力は抜群。今回は家族そろって応援します」と語りました。


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