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2018年9月3日(月)

台風心配 土砂撤去早く

広島市安芸区 豪雨被災で聞き取り

民青ボランティアがスタート

 民青同盟広島県委員会が主催する「広島青年ボランティアセンター」は2日、日本共産党被災者支援センターとともに広島市安芸区の被災地域を訪問し、要望を聞きとるなどの活動を行いました。


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(写真)被災地域を訪問し、要望を聞きとる民青のメンバーら(左、中央)=2日、広島市

 安芸区矢野東5丁目では、幅の狭い川いっぱいの土砂を小型の重機やボランティアが取り出しましたが、まだ全部は出せておらず土砂は堆積したままです。付近の女性(70)は「台風も心配だし、またあふれると、今までのボランティアの人たちの努力が何にもならんことになってしまう」と声を詰まらせ「とにかく、土砂を早く掘り上げてほしい」と要望しました。

 別の女性(61)は、少しの雨でも怖いと述べ、今後、二次災害が起きないよう山や川の整備を求めました。

 初めて参加した民青の男性は、ぐちゃぐちゃになった家やひしゃげたフェンスに衝撃を受けたと語り「水道料の減免制度を知らないという人に伝えることができた。来週もまた活動に参加します」と話しました。泥出し作業の活動にも参加したことがある民青の女性は「対話することで被災された方の不安な気持ちがよくわかりました」と語りました。

 広島市内に開設した青年ボランティアセンターは民青同盟中央委員会の協力をうけ、全国からボランティアを募集しています。1日から活動をスタートさせ、9日までを予定しています。


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