2018年9月2日(日)
東海第2原発再稼働やめよ
水戸集会 1000人唱和
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「東海第2原発の再稼働は許さない」―。日本原電が20年運転延長をもくろんでいる東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働にストップをかける大集会が1日、水戸市内で開かれ、県内外から1000人が集いました。脱原発を掲げる県内の各団体でつくる実行委員会が主催したもの。
同原発は首都・東京に最も近い原発。半径30キロ圏内には96万人が居住しています。
集会では福島第1原発事故の報告に立った桜井勝延さん(前・南相馬市長)が、住民が棄民化されていることや地域の惨状をリアルに報告。「再稼働させれば事故は必ず起こる。だからこそ東海第2は再稼働させてはならない」と力を込めました。
中島栄(美浦村長)、原中勝征(元・日本医師会長)、村上達也(脱原発をめざす首長会議世話人)ら6氏の賛同人がそれぞれ再稼働阻止をめざしてともにたたかう決意を表明。木村結さん(「とめよう!東海第2原発首都圏連絡会」)、河合弘之さん(脱原発弁護団全国連絡会共同代表)がそれぞれ連帯あいさつに立ちました。
参加者らは同市中心部をデモ行進。「原電は再稼働をあきらめろ」「規制委員会は再稼働を認めるな」など唱和を響かせました。