2018年8月29日(水)
改憲発議許さない
臨時国会狙う安倍政権 憲法会議が声明
「3000万人署名の早期の達成を」
憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は28日、「臨時国会での改憲発議を許さないために 早期に3000万人署名を達成しよう!」と呼びかける声明を発表しました。
安倍晋三首相が山口県下関市内での講演(12日)で「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきだ」とのべたことを批判しています。
朝鮮半島での平和への激動という新しい情勢のもとでも、安倍政権は9条改憲と並行して「戦争する国づくり」に躍起になっていると指摘。こうしたなか翁長雄志沖縄県知事の遺志を受け継ぎ、沖縄県知事選に勝利することが直面する重要課題だと訴えています。
先の国会で、自民党などが提出した改憲手続き法(国民投票法)改定案の審議入りと採決を断念させたのは、広範な国民のたたかいと野党共闘であり、1800万人に達した安倍9条改憲反対の「3000万人署名」の力だと強調しています。
9条改憲に反対する市民の共同をさらに広げ、「臨時国会における改憲発議を阻止し、安倍内閣を退陣に追い込み、朝鮮半島と北東アジアの平和・非核化を後押しする3000万人署名の大きなうねりを、この秋再度創(つく)り上げよう」と呼びかけています。